転職面接でやってはいけないNG行動・言動【印象を下げる失敗例】
面接で実力を出し切れない原因の多くは、準備不足による無意識のNG行動です。採用担当者が実際に気になる言動と、正しい対処法を解説します。
面接の準備として「よく聞かれる質問への回答」を用意する人は多いですが、「やってはいけないこと」を意識している人は少ないです。実力があるのに印象だけで落とされるのはもったいない。採用担当者が実際に気になるNG行動を具体的に紹介します。
NG言動:話し方・内容編
前職・現職の悪口を言う
転職理由を聞かれたとき、「上司がひどかった」「会社の方針が気に食わない」と愚痴をこぼす人がいます。これは面接官に「この人はうちの会社でも不満を言いそうだ」という印象を与えます。
不満があったとしても、「より成長できる環境を求めて」「新しい挑戦がしたかった」という前向きな言葉に変換しましょう。
「御社しか受けていません」という嘘をつく
複数社を受けていることは当然のことであり、隠す必要はありません。「何社受けていますか?」と聞かれたら正直に答えて構いません。嘘をついて後から辻褄が合わなくなる方がリスクです。
ただし、競合他社の社名を具体的に出すのは避けた方が無難です。
回答が長すぎる・短すぎる
「自己PRをしてください」という質問に対して10分話し続けたり、逆に「特にありません」で終わらせたりするのはNGです。
質問の回答は1〜2分を目安に。長くなりそうなら「詳細をお話してもよいですか?」と確認を取りながら進めましょう。
具体性のない回答をする
「コミュニケーション力が強みです」「チームワークを大切にしています」という言葉は、誰でも言える抽象的な表現です。面接官はその根拠となるエピソードを聞きたいと思っています。
強みを言う際は必ず「具体的にどんな場面で」「その結果どうなったか」をセットで話しましょう。
給与・待遇の話を面接序盤でする
転職理由や志望動機を話す前に「年収はいくらですか?」「残業はありますか?」という質問を最初にぶつけるのは印象が良くありません。
条件確認は大切ですが、面接の後半か「何かご質問はありますか?」のタイミングで聞くのが自然です。
NG行動:態度・マナー編
時間に遅れる
当たり前のことですが、遅刻は致命的です。交通機関の遅延など不可抗力の場合でも、遅れが確定した時点で必ず連絡を入れましょう。
反対に、あまりに早すぎる到着(30分以上前)も受付の負担になります。5〜10分前の到着が理想的です。
スマートフォンを確認する
面接中にスマートフォンを取り出したり、バイブが鳴っているのに放置したりするのは厳禁です。面接前に必ずマナーモードにして、カバンにしまっておきましょう。
姿勢・視線が悪い
面接中、ずっと下を向いている、腕を組む、足を組む——こういった姿勢は「やる気がない」「態度が悪い」という印象につながります。
背筋を伸ばし、面接官の目を見て話すことを意識しましょう。複数の面接官がいる場合は、話しているときだけでなく、他の人が話しているときも全員に視線を向けましょう。
逆質問で「特にありません」と答える
「何かご質問はありますか?」に対して「特にありません」は、志望度の低さを印象づけます。2〜3つは質問を用意しておきましょう。
ただし、待遇・休日・給与などを最初の逆質問にするのも印象が良くないです。業務内容・チーム・入社後のキャリアパスなど、仕事に関する質問を優先しましょう。
NG行動:準備不足編
企業研究が甘い
「御社のことを詳しく教えていただけますか?」という質問は、基本的な企業研究ができているかを確認するためのものです。ホームページすら見ていないような回答は即アウトです。
最低限チェックすること:
- 事業内容・主な商品・サービス
- 売上規模・従業員数
- 最近のプレスリリースやニュース
- 応募職種のJD(職務記述書)の内容
職務経歴書の内容を覚えていない
自分で書いた職務経歴書について「詳しく教えてください」と聞かれて答えられないのは最悪です。提出した書類は必ず読み返し、話せるように準備しておきましょう。
まとめ
面接は「自分をアピールする場」ですが、それ以前に「社会人としての基本的なマナーと誠実さ」を見られる場でもあります。
内容の準備に加えて、「やってはいけないこと」を意識するだけで、面接での評価は大きく変わります。事前にチェックリストとして確認しておくことをおすすめします。
AUTHOR
Taunosuke
製造業向け法人営業11年(電子部品・半導体・自動車部品)を経て、製造業DX SaaSスタートアップのインサイドセールスへ転向。 転職活動のリアルをそのまま発信中。