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転職面接採用

面接官の視点から見た「採りたい人・採りたくない人」

面接官は何を見て合否を決めているのか。採用する側の視点から、「この人と一緒に働きたい」と思わせるポイントと、逆効果な行動を解説します。

転職の面接は「自分をアピールする場」ですが、採用担当者の視点に立って考えると、見えてくるものが変わります。何百人もの候補者と面接してきた視点から「採りたいと思う人」と「採りたくないと思う人」の違いを正直に解説します。

面接官が本当に見ていること

面接官は、候補者の話を聞きながら主に以下の3つを判断しています。

1. この人は仕事ができるか? スキル・経験・実績の再現性を確認しています。「この人を採用したら、うちでも同じような成果を出してくれるか」という目線です。

2. この組織に馴染めるか? どれだけ優秀でも、チームや文化に合わない人は採用しにくいのが現実です。価値観・コミュニケーションスタイル・柔軟性を見ています。

3. 長く働いてくれるか? 採用コストは企業にとって大きな投資です。「この人はまたすぐ辞めないか」という懸念は必ず持っています。

「採りたい」と思わせる人の特徴

自分の言葉で話している

「コミュニケーション能力が強みです」「チームワークを大切にしています」——こういった「就活テンプレ」の言葉は、面接官には届きません。

採りたいと思う人は、自分の具体的な経験と言葉で話します。「〇〇の場面でこういう判断をして、こういう結果になった」という具体性が、「この人は本物だ」という印象につながります。

聞かれたことに答えた上で、プラスαがある

質問に的確に答えつつ、「補足するとすると〜」「関連して言うと〜」と自然に情報を加えられる人は、コミュニケーション能力の高さを示しています。

一方、聞かれたことしか答えない人、または聞かれたこと以外のことを長々と話す人は、相手の意図をくみ取る力が低いと判断されることがあります。

失敗談を話せる

「これまで失敗したことはありますか?」という質問に対して「特にありません」と答える人は、信頼されません。

採りたいと思う人は、失敗を正直に話した上で「そこから何を学んで、どう改善したか」をセットで語れます。失敗から学べる人は、入社後も成長し続けられると思わせます。

会社への興味が具体的

「御社の理念に共感しました」という抽象的な志望動機より、「御社の〇〇というサービスの〇〇の部分に着目しており、自分の〇〇の経験が活かせると思った」という具体性が評価されます。

企業研究をしっかりしていることが伝わる候補者は、志望度の高さと仕事への真剣さの両方を示せます。

逆質問が鋭い

「何かご質問はありますか?」のタイミングで、「入社後にどんな貢献ができるか確認したくて」という前置きから質問できる人は好印象です。

採用後の姿をイメージしながら質問できる候補者は、仕事への意欲と理解力の高さを示しています。

「採りたくない」と思わせる人の特徴

一方的に話す

自分のアピールに夢中で、面接官の反応や質問の意図を読まずに話し続ける人がいます。会話は双方向のもの。相手の様子を見ながら、求められている情報を提供できることが重要です。

前職・現職の悪口を言う

「上司がひどかった」「会社の文化が合わなかった」という話を始める候補者は、「うちでも同じことを言うのでは」という印象を持たれます。

不満があっても、「より挑戦できる環境を求めて」という前向きな言葉に変換しましょう。

条件の話ばかりする

「残業はありますか?」「リモートワークはできますか?」「年収はいくらですか?」——こういった質問を序盤に連発すると、「条件だけで選んでいる人」という印象になります。

条件確認は大切ですが、タイミングと順番を考えましょう。

受け身すぎる

「どんな仕事でもやります」「何でも一生懸命やります」という答えは、一見謙虚に見えますが、主体性のなさと捉えられることがあります。

自分が何をしたいのか、何が得意なのかを明確に伝えることが重要です。

まとめ

面接で「採りたい」と思わせる最大のポイントは、「自分の言葉で、具体的に、誠実に話すこと」です。完璧な答えを用意しようとするより、自分の経験と考えを正直に話す方が、面接官の心に届きます。

面接官も人間です。「この人と一緒に仕事したい」と思わせるのは、スキルより「人としての誠実さ」であることが多いです。

AUTHOR

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Taunosuke

製造業向け法人営業11年(電子部品・半導体・自動車部品)を経て、製造業DX SaaSスタートアップのインサイドセールスへ転向。 転職活動のリアルをそのまま発信中。

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